つる性植物の種類
一口につる性植物といってもその性質は様々。
例えば日本の夏の風物詩であるアサガオ。小学校の時、夏休みの自由研究などで育てたことのある方も多いでしょう。
支柱に自らの茎をらせん状に絡ませながら伸びていくのは皆さんご存知のとおりです。
一方、古い建物の壁面を覆うように伸びているアイビーはどのようにして張り付いているのでしょうか?
実はアイビーやノウゼンカズラなどは茎や枝の部分に小さな根が生えており、それらを吸盤のように張り付かせながら高いところへ向かっているのです。
また、クレマチスの場合は自らの茎ではなく、巻きひげとよばれる茎の変化した部位を絡ませながらのぼっていきます。キュウリやゴーヤなどの野菜もこのタイプが多く、マメ科植物のスイートピーも同じです。
茎を巻きつけるタイプと違い、細いひげのため太いものにはうまく絡まりません。細い園芸支柱や育成ネットでしっかりと誘引してあげる必要があります。
茎を巻きつけてのぼる品種
茎自体が何かに絡まりながらのぼっていきます。刺を刺すバラも分類としてここに加えました。
代表品種
一般的に「つるバラ」と称されるのはクライミングランブラー(CL)といわれる種類です。
イングリッシュローズなどの半つる性・シュラブ(S)に比べてつる枝が長く、壁や支柱などをつたいながら成長するものを指します。
ニュードーン
花径8cmのバラ。八重のカップ咲きで真珠のような光沢を持つのが特徴。日当たりの悪い場所や寒冷地でも育てやすい品種です。
品種の例
カロライナジャスミン
黄色の花が咲き、ジャスミンに似た香りを放ちます。よく日光のあたる場所を好みます。
スイカズラ、ミツバアケビ、フジなど
巻きひげでのぼる品種
茎や葉の一部分が変化した細長いつる状のものを絡ませながらのぼっていきます。
代表品種
「つる性植物の女王」の呼び方もあるほどイギリスではバラと双璧の人気を誇るクレマチス。冬場に落葉し越冬した後、春につるが伸び初夏に開花します。
ニオベ
早咲き大輪系で、開花の進行によって花弁が反り返るのが特長。トレリス向き。
アサガオ
誰もが一度は育てたことがある、日本の夏を象徴する花。行灯仕立のほか、垣根栽培で楽しむことが多いです。
スイートピー、キュウリ、ヘチマ、カラスウリ、ブドウなど
吸着根でのぼる品種
枝や茎の部分から根を出して壁面などに吸着しのぼっていきます。
代表品種
塀やフェンスにはわせたり、コンテナなどに寄せ植えしたりといろいろ楽しめる万能型。
短期間で成長するので初心者の方にもお勧めです。
ゴールドチャイルド
付着根を出してほかの木にからみつくほど生育旺盛な植物です。オレンジ色でラッパに似た形の花をつけます。
ノウゼンカズラ
付着根を出してほかの木にからみつくほど生育旺盛な植物です。オレンジ色でラッパに似た形の花をつけます。
スイートピー、キュウリ、ヘチマ、カラスウリ、ブドウなど
提供:青山ガーデン
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